肌断食ってどんな効果があるの?
どれくらいで効果がでるの?
本当に何にもしなくて大丈夫なの?
逆に肌が汚くなることはないの?
など不安もあり、肌断食って興味はあるけど、なんか手が出せない・・・
若いころならともかく、30代後半にもなって肌断食って無謀なのでは・・・
と思ってしまいますよね。
しかし効果か出るかどうかは、年齢というより、肌断食前の肌の状態によるようです。
なので、30代・40代だからといって肌断食の効果が出ないということありません。
ただ、やり方を間違えてしまうと取り返しのつかないことにもなりかねないので、まずは肌断食のやり方を知って自分に合うようなら試してみましょう。
ではさっそく、肌断食の効果とやり方をご紹介します。
肌断食とは?
肌断食とは、メイクや化粧水、乳液、クレンジングなどのスキンケアを何もしないことです。
何もしないことで、肌の状態をリセットします。
肌にはもともと「バリア機能」が備わっているので、何もしなくても水分と皮脂のバランスを保持し、健康な状態にしてくれます。
肌断食をすることで、肌を休ませ、リセットすることにより、本来もっている肌の力を呼び戻す効果が期待されています。
肌断食のやり方
肌断食には、
①一気に全てのスキンケアやメイクをやめる方法
②少しずつ減らしていく方法
③週末のみ行う方法
などがあります。
基本的には、メイクやスキンケア全てをやめ、どうしても乾燥が気になる場合のみワセリンを使用します。
特別なケアが必要なわけでもないので、誰でも簡単にはじめられます。
ただし、アトピーなどの肌トラブルを抱えている人は、皮膚科の医師に相談してからの方が良いでしょう。
1、洗顔方法
基本的には洗顔料は使用しません。
顔は、汗や皮脂、ホコリなどの汚れが主なのえ、化粧をしていなければ、ぬるま湯だけで十分に落とすことができます。
また、仕事上どうしても「スッピンは無理」という方は、石けんだけで落とせるミネラルコスメ系を使うと良いでしょう。
その場合は、洗顔の時に無添加の石けんを使いましょう。
2、保湿方法
肌断食中は、洗顔料を使わずに洗顔し、その後の化粧水や乳液といったスキンケアは行いません。
もし乾燥が気になる場合は、ワセリンなど添加物の入っていないもので保湿しましょう。
肌断食を失敗しないコツ
まず、自分のお肌をチェックしてみましょう。
チェック方法は簡単です。
メイクを落とした後、アルカリ性の固形石鹸で洗顔してみてください。
お風呂から上がり、保湿をしない状態で少し乾燥するかな?くらいで我慢ができるようなら、肌断食を開始しても大丈夫です。
しかし、肌が突っ張ってしまって我慢できない!という人は、いきなり全てのスキンケアをやめてしまうと危険です。
肌への刺激が強すぎて、肌トラブルが激しくなることがあります。
夜だけ、週末だけの肌断食もあり
肌断食といっても、全てのスキンケアを一気にやめなければいけないわけではありません。
食事療法として、週末だけのプチ断食もありますよね。
それと同じように、夜のスキンケアだけ、週末だけの肌断食もありです。
週末の肌断食を行う場合は、金曜日の夜はオイル系以外のクレンジングで優しくメイクを落としたあと、無添加の石けんのみで洗顔。
土日は洗顔はぬるま湯のみで行い、ノーメイクで過ごしましょう。
週末だけなら、手軽に始められそうですよね。
一時的に肌トラブルが悪化する場合がある
肌断食中は、スキンケアを行わないので、肌が無防備な状態です。
肌断食を開始して1~2週間すると、ニキビが悪化したという方が多いです。
一時的なもので、肌断食を続けていくと肌本来のバリア機能が高まり、改善していくでしょう。
まとめ
乾燥肌やニキビ、赤みなど、肌トラブルを抱えていて、スキンケアを一生懸命やっているけど、悪化する一方・・・という人は1度試してみると良いかもしれません。
けれど、人によっては逆にシワが増えた、たるんだ、ニキビが悪化したまま治らない、という人がいることも事実です。
また、肌断食の効果が現れるまでに数週間~数年と、かなり個人差が大きいようです。
肌断食は、絶対にやれば肌がきれいになる方法ではありません。自分の肌の状態に合わせて行うことが大切です。
けれど、うまくいけば過剰なスキンケアから解放されるかもしれませんよ。