意外と目立つ「おでこのしわ」は、放っておくとどんどん悪化していきます。
おでこにシワがあるだけで、年齢より老けて見られている可能性があります!
おでこや眉間にしわを寄せることが癖になっている人は要注意。
若いころはまったく気にもしなかったツルんとしたおでこにいつの間にか、深いシワが刻まれている・・・なんてことにもなりまねません!
おでこのシワは深くなってからではセルフケアで解消するのはなかなか難しいのものです。
クリニックでボトックス治療をすれば治る、と聞いたことのある方もいると思いますが、効果は期待できても値段も高く、おでこに注射を打つのはなんだか怖いですよね。
しかも効果は可逆的なので、時間の経過とともにまたシワが出てきてしまいます。
そこで、今回は、おでこのシワはどうしてできてしまうのか?と自分でできるおでこのシワ改善方法をご紹介します。
おでこのシワができる原因
おおきく3つの原因があります。
加齢によるものもありますが、生活習慣が原因のもの、ストレスが原因となっているものもあります。
それぞれ、原因と対策をご紹介します。
1、顔の表情筋の衰え
目の周りの筋肉が衰えてくると、おでこにシワができやすくなります。
特に、上まぶたを持ち上げる筋力が低下すると、まばたきをする時におでこの筋肉が使われるようになります。
これが、おでこのシワを増やしてしまうのです。
また、眉毛を上げる癖のある人はいませんか?
眉毛を上げる行為そのものがおでこの筋肉を使っています。
おでこのシワを深くする行為なので、眉毛を上げる癖のある人は気をつけましょう。
なかなか自分ではわからないという人は、周りの人に協力してもらって、おでこにシワが寄ったら、注意してもらうようにしましょう。
2、頭皮のコリによるたるみ
おでこのシワに頭は関係ないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、それは大間違いです。
頭と直結しているおでこは、頭の状態と密接にかかわっています。
頭には頭筋があります。
頭筋は、顔の表情筋を支える役割があります。
ストレスや疲労により、交感神経が優位な状態が続くと、脳は疲れてしまいます。
脳が疲れてしまうと、頭筋が「こり」「むくみ」を起こしてしまい、血行不良や筋肉の緊張を起こします。
そうすると、おでこのしわ、法令線、顔のたるみだを引き起こしてしまうのです。
それだけでなく、頭筋の血行不良は抜け毛や薄毛を引き起こすこともあります。
3、加齢による皮膚の弾力低下
加齢によってコラーゲンが減ると、皮膚に弾力がなくなり、おでこにシワができやすくなります。
お肌のほかの部分でも同じように歳とともにシワができやすくなります。
おでこのシワの原因 頭皮の状態をチェック
おでこのシワの原因に、頭皮のコリが関係している、とお話ししましたが、実際自分の頭皮がどういう状態なのかチェックしてみましょう。
チェック方法は簡単です。
以下①~④をやってみてください。
①人差し指と中指の第2関節をグッと耳の上に押し当てる
②手をグーにして、指の側面で耳の上を回す
③頭の上に頭皮を人差し指と親指の腹でつまむ
④親指で10秒、前髪の生え際を押し当てる
どうでしたか?
①痛い⇒側頭葉のむくみ
②ゴリゴリ⇒側頭葉のコリ
③頭皮が動かずつまみにくい⇒頭頂葉のコリ
頭皮はつまめるけど痛い⇒頭頂葉のむくみ
④2分たっても凹みがもどらない⇒前頭葉のむくみ
が起こっている可能性があります。
では、それぞれの原因をご紹介していきます。
①②側頭葉のコリ
ストレスをためやすい人は注意
何かを我慢したり、ストレスで奥歯をかみ締める癖があると固くなってしまいがち、
法令線やフェイスラインのたるみは、側頭葉のこりが原因。
③頭頂部・前頭葉
物事をロジカルに考える人
論理的に物事を考える場合、頭頂葉を酷使しています。
その結果、頭頂葉にこりがでます。
頭頂葉はおでこの筋肉を引き上げてくれるので、こりがでると、おでこのしわの原因になります。
④前頭葉のコリ
心配事の多い人
感情をつかさどる脳の前頭葉。
心配事が多い人は疲れているかもしれません。
前頭葉はおでこの筋肉とつながっているので、おでこのしわやまぶたのたるみの原因になります。
自分でできるおでこのシワの改善方法
ここからは、自分でできるおでこのシワの解消方法をご紹介していきます。
1、頭皮マッサージ
頭のコリがおでこのシワの原因です。
頭のコリをとるには頭皮マッサージが有効です。
特別に時間をとる必要はありません。
シャンプーをするときに、頭皮をしっかり動かすことを意識して洗いましょう。
シャンプーブラシを使うのも効果的です。
2、おでこの保湿
加齢による皮膚の弾力低下に対しては、コラーゲンの摂取も効果的ですが、最も重要なのはおでこの保湿です。
おでこはあまり乾燥が気にならない部分なので、簡単に済ませている方が多いかもしれませんが、おでこも顔の他の部分同様、化粧水をつけた後しっかりハンドプレスをして化粧水を浸透させましょう。
おでこパックも効果的です。
コットンにたっぷりと化粧水をしみこませ、5分おでこをパックしましょう。
その後乳液やクリームでしっかり保湿することも忘れずに。
頬や目の回りなど、乾燥しやすい所ばかりではなく、おでこも保湿してあげることでシワの予防にもなります。
どうでしたか?
おでこは意外と年齢がでやすい部分です。
おでこのシワが深く刻まれてしまう前にしっかりと予防しましょう。