美白になれるとして「ハトムギ化粧水」が人気ですよね。
ハトムギって何か知っていますか?
ハトムギは、イネ科の穀物。
見た目は、トウモロコシに近く、モチモチをした食感です。
そのハトムギの種子の殻をむいたものを原料としている医薬品があります。
その名は「ヨクイニン」です。
ヨクイニンは、イボに効果のある漢方として知られていますが、イボだけでなく、免疫力を上げる、解熱鎮痛効果、皮膚炎などにも効果があると言われています。
お肌にもとても良い漢方薬なんです。
今回はヨクイニン(ハトムギ)の知られざる美肌効果についてご紹介します。
ヨクイニン(ハトムギ)の効果とは?
ヨクイニンは漢方の世界では、「肌の基礎力を底上げする生薬」として知られています。
ヨクイニンといえば、子供の水イボの薬として有名なので、知っている方も多いのではないでしょうか?
薬局やドラッグストアでも見かけることがあります。
またヨクイニンは、「イボ」以外にも、肌荒れやぶつぶつとした角質、加齢とともにできるイボに対して、皮膚科で処方されることもあります。
ハトムギに含まれる主な栄養成分はタンパク質
ハトムギには白米の2倍以上のたんぱく質が含まれています。
ビタミンB群の含有量も多いため、肌荒れにも効果が期待できます。
栄養価のバランスの良さから、スーパーフードと呼ばれることもあります。
ヨクイニンの肌への効果は大きく3つ
1、肌のターンオーバーの正常化
2、抗炎症・排膿作用
3、むくみの解消
ヨクイニン(ハトムギ)にはリンパの流れを良くする効果があります。
そのため、体内の余計な水分を排出してくれるのでむくみの解消に効果があります。
また、水分とともに、老廃物も排出してくれるので、便秘の改善にも効果的。
ヨクイニンにより、お肌の水分代謝を促進されると、老廃物がの排出がスムーズになり、肌に栄養が届きやすくなります。
それにより、肌のターンオーバーを促してくれるので、肌トラブルが解消します。
それだけでなく、抗炎症作用や排膿作用もあるので、湿疹などの肌荒れにも効果があります。
最近ではアトピー性皮膚炎にも効果が期待できるのではないか?と注目されています。
ハトムギの効果的な摂り方とは?
はとむぎ化粧水、はとむぎクリーム、はとむぎ石鹸など、ハトムギの入ったスキンケア製品は多くありますが、お肌への効果を期待するなら、やっぱり飲むほうがおすすめです。
体の内側からハトムギをとることで、「肌力」を高めていきましょう。
ハトムギといえば、「ハトムギ茶」が有名です。
市販されているブレンド茶のなかにも「ハトムギ」がはいっている商品も多く見かけます。
また、雑穀米の中にもハトムギがはいっている商品もありますよね。
もちろんハトムギ単体で売っている場合もあります。
ハトムギは鍋で簡単に炊くことができます。
炊いたハトムギはご飯に混ぜて食べたり、サラダのトッピング、スープにいれたりと色々アレンジすることができます。
ハトムギのモチモチとした食感は、おなかに溜まりやすく満足感が得られるので、ダイエット中の方にもおすすめです。
しかしお肌への効果を期待するならば、お茶では物足りないかもしれません。
そんな方は「ヨクイニン」をサプリや市販薬で摂ることをおすすめします。
ヨクイニンは1回服用したからといって、すぐにお肌に効果がでるわけではありません。
継続して摂っていく必要があるので、自分にあった方法で続けていきましょう。